2010年2月24日刊行の本書は、判例が豊富に盛り込まれた著作権概説書として定評がある弁護士三山裕三先生執筆のもの。
第7版が2007年9月刊行で、今回は2009年著作権法改正を踏まえた改訂版となっています(本文全570頁)。

第8版では、判例は手遊び歌事件(東京地裁平成21.8.28判決)まで触れられていて、充実の一冊ではないでしょうか。

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書籍案内
著作権法詳説−判例で読む16章 第8版:雄松堂出版より

平成7年に東京布井出版から初版が刊行された本書も、この14年の間に8版を数えるようになり、いよいよスタンダードな著作権法の教科書としての位置を確立しつつあります。
インターネットやデジタル化の普及に伴い、著作権法を取り巻く環境は日を追うごとに変化している中、124条にも及ぶ著作権法の概要を345もの判例もとに解説した好著です。
本論を助けるものとして、327の注、77のtopics、26の囲み記事など、読者の理解を深める情報も満載。大充実の内容となっております。
いまや1億総クリエータ、1億総ユーザともいえる現在、ぜひお手元においていただきたい1冊です。