罪と音楽
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小室哲哉さん書き下ろし(原稿枚数291枚/400字詰)の本書は、詐欺事件の顛末と音楽制作に関わる事柄に触れるものです(2009年9月15日刊行)。

そもそも僕は、「音楽著作権印税」の解釈すら、間違えていた。
僕は権利そのものを自分が持っていると思っていた。だから、自分の意思で右から左へ動かせると信じてしまっていたのだ。
(123頁)

小室さんのような作家さんでも権利関係については無頓着というのがびっくりするところです。

5億円詐欺被告事件も「悪質」というより、「無知」故の、というところでしょうか。