展覧会「新作帯留 村松親月〜象牙の形〜」を覗いてきました。

親月先生の作品展に足を運ぶのは、撥鏤展に続き2回目ですが、
今回はギャラリー花影抄のご主人にお話を伺うことができて
親月先生の制作話も含め楽しい時間を過ごすことができました。

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画像にある千鳥の帯留めですが、その鳥に足が付くのに20年かかった
そうで(彫るのに、ではなくて意匠がここに落ち着くまでに、という
意味でしょう)、
こういうこだわりは、作家ならではのおはなしです。


そらまめ」は先日観てきた「ティファニー展」にも紹介されていた
エルサ・ペレッティのビーンズのようにかわいらしささえ感じさせる作品。

帯留めと根付けの違いは?といえば、裏まで見せるようになっていないものが
帯留め、紐通しのための穴が大きいという点で違うわけですが、
そらまめ」作品までくると、根付けとして分類してもおかしくない
ようです。

33新作 帯留
 村松親月展 〜象牙の形〜
会期:11月23日(金)〜12月2日(日)
12:00pm〜8:00pm
      (土日祝〜6:00pm)
月曜定休

会場:Tea & Gallery 花影抄
   文京区根津1−1−14 らーいん根津202 
   Tel & Fax:03-3827-1323


根津の根付屋

(*画像の掲載については、作家サイドの許諾済みです)