知人の公認会計士と中小企業基盤整備機構主催によるフォーラムに
参加してきました。

中小企業のための知的資産経営フォーラム
財務諸表に表れない経営資源を活かす!〜」
2007年7月23日(月)13:30〜 大手町サンケイプラザ

中小企業のための知的資産経営フォーラム


CSR報告書のような非財務情報の開示要求が、中小企業のレベルでどの
程度ニーズがあるのか検討するために参加してみましたが、

「非財務の定性情報評価を制度化した『知的資産経営報告書』の活用」
「どの会社にも適用が可能」


という点で、ステークホルダーに対する企業情報の開示トレンドとして
中小企業でもその将来の可能性を見ることが出来ました。

ただ、中小企業向けのコンサルを考えた場合、よほどのモチベーション、
融資目的の報告書作成要求などがないとお金をかけてまで非財務情報開
示報告書を揃えようとはしないでしょう。
大企業ですらCSR報告書はこれからという状況です。

もっとも、「知的資産経営報告書」という大仰なタイトルは別としても、
その内容は帝国データバンク+α(帝国データバンクのノウハウを生か
した部分)ですので、垣根は低いもの。
そもそも企業信用評価や価値評価に際して帝国データバンクの情報が使
えるモノかどうかの議論は別として、中小企業での非財務情報開示の端
緒としてとっかかり易い活用できるフォーマットであるとの印象は持ち
ました。


中小機構:経営支援:知的資産経営の支援

独立行政法人 中小企業基盤整備機構

知的資産経営ポータル(METI-経済産業省)