6月刊行の本書15号では、連続企画「知的財産権の間接侵害 その2
として、田村先生「多機能型間接侵害制度による本質的部分の保護の
適否-均等論との整合性-
」のほか、著作権にかかわる論文としては
14号の吉田克己「著作権の「間接侵害」と差止請求」論文に続き、
佐藤豊「「テレビ放送をインターネット回線を経由して試聴するシス
テム」を使用するための設備提供の是非-まねきTV事件-
」241頁以下
が掲載されています。

論説としては、権利者不明の著作物の処理に関する諸外国の対応につ
いて、菱沼剛「孤児著作物問題を巡る議論について-認識された論点、
提案された解決策および残された問題点
」299頁以下、
判例研究としては、村井麻衣子「模写における創作性の判断基準-豆
腐屋事件-
」341頁以下が掲載されています。

ジャーナル
知的財産法政策学研究/21世紀COEプログラム:「新世代知的財産法政策学の国際拠点形成」研究プロジェクト