11月著作権講演会は、東京地裁民事40部の杉浦正樹判事による
最近の著作権裁判例について」でした。

レジュメには15件ほどの判例が挙げられていますが、
解説は絞って5件。

・江戸風俗絵図事件(著作物性の問題)
・講習会資料事件(帰属の問題)
・「ローマの休日」格安DVD事件(効力の問題)
・録画ネット事件(主体性の問題)
・まねきTV事件(主体性の問題)


この一年をふりかえると(まだ11月ですが・・・)、
ことしも色々な判例が出されたなあ、という印象です。


ところで、杉浦判事。
以前、東京地裁知財部が市民向けに開催したイベントで
同僚判事とともに凸凹寸劇を演じて
その役者ぶりを披露してくださったかたです。

きょうびの裁判官は、多芸でないといけないようです(笑)