ミクシィ著作権コミュ経由の情報です。
ディレクターズマガジン
CREATIVE VILLAGE 使える知識 ここがポイント!損しない著作権
文部科学省前著作権課長の岡本薫さん執筆の「ここがポイント!損しない著作権」のバックナンバー
(『Director's MAGAZINE』04年4月号から05年3月号まで全12回掲載)を
PDFで読むことができます。
著作権全部譲渡の形式をライセンス形式に改めることが
どれほど大変かは日ごろの契約実務からは感じています。
理念としては、『「権利」だけは絶対に渡すな』(第4回)はわかりますが
話はそう簡単ではないところです。
また、受注して制作した著作物を受注者側が著作権登録すると云うのも
意義ある場面も多々あると思います。
ただ、費用対効果、著作権移転の場合の諸経費、
それにペンネームを利用していない場合、あるいは公表要件の充足性なども
よくよく考えないといけません。
さらに、刑事告訴+記者会見(第10回)という手法もデッドコピーなど
著作権侵害が明らかな事案や海賊版販売などで違法性が高い場合は
効果的かもしれません。
ですが、微妙な判断を含んだ事案では、逆に信用毀損(民法709条)や
取引先第三者への警告書発送が不正競争防止法違反(2条1項14号)に
なりかねないので、慎重に対応することが求められます。
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CREATIVE VILLAGE 使える知識 ここがポイント!損しない著作権
文部科学省前著作権課長の岡本薫さん執筆の「ここがポイント!損しない著作権」のバックナンバー
(『Director's MAGAZINE』04年4月号から05年3月号まで全12回掲載)を
PDFで読むことができます。
著作権全部譲渡の形式をライセンス形式に改めることが
どれほど大変かは日ごろの契約実務からは感じています。
理念としては、『「権利」だけは絶対に渡すな』(第4回)はわかりますが
話はそう簡単ではないところです。
また、受注して制作した著作物を受注者側が著作権登録すると云うのも
意義ある場面も多々あると思います。
ただ、費用対効果、著作権移転の場合の諸経費、
それにペンネームを利用していない場合、あるいは公表要件の充足性なども
よくよく考えないといけません。
さらに、刑事告訴+記者会見(第10回)という手法もデッドコピーなど
著作権侵害が明らかな事案や海賊版販売などで違法性が高い場合は
効果的かもしれません。
ですが、微妙な判断を含んだ事案では、逆に信用毀損(民法709条)や
取引先第三者への警告書発送が不正競争防止法違反(2条1項14号)に
なりかねないので、慎重に対応することが求められます。