4月から始まったジャスラック寄附講座「映像コンテンツと諸課題」も
12月に入り24回目の最終回を迎えました。

最終回は文化庁長官官房著作権課甲野課長による
映像コンテンツを巡る国際条約の動向/今後の著作権制度の方向」でした。
講義では標記の内容のほかに文化審議会著作権分科会・法制問題小委員会が
つい先日(12月1日)取りまとめた報告書にも言及されました。


24回の講義を振り返ると著作権法概論等の法律論から実務まで幅広い講義内容で
とても意義深いものでした。

とはいえ、大学が夏休みに入る期間はこの講座もおやすみでしたが
ほとんど一年に及ぶ講座でしたので長かった印象です。


当初は300名くらいは出席者がいたでしょうか。
終わりの頃には半分くらいに減ってしまった感じですが
それでも全回出席の皆勤者が16名もいたのには驚きました。


最終講義のあと終了式が行われました。
明治大学法科大学院院長の伊藤進先生より皆勤者に対して皆勤証と記念品が
授与され、また6割以上の出席者に対しても事務局より終了証が交付されました。
私もなんとか終了証をいただくことができました。

学部生、院生の頃民法の伊藤先生のゼミに参加していたので
式が始まる前の短い時間でしたが先生にご挨拶を申し上げて
近況報告などをすることができました。

伊藤先生とお会いするのは15年ぶりでしたが先生はおかわりもなく
来年は明治大学を退官され駿河台大学へ移られます。


さて、明治大学法科大学院でのジャスラック寄附講座は今回が2年目でしたが、
いまのところ来年3年目も開講の予定だそうです。
詳細については、明治大学のサイトに来年3月半ばにアップされるとのこと。
翌4月半ばからの開講となりそうです。

時間の都合が付きそうだったら、また出席したいと思います。

2005年度寄附講座概要(明治大学:法科大学院)