朝日新聞9月24日土曜日夕刊(東京版4版1面)に地上波デジタルラジオ放送についての記事が掲載されていました。

ラジオ各局、電機メーカー、通信会社などで構成されるデジタルラジオ推進協会DRP)が03年から試験放送をしているデジタルラジオ。
来年は受信機も販売され東京・大阪で放送が実施の予定だという。


ところで、現状ではインターネットラジオ(さらにダウンロード形式の範疇に位置づけられるポッドキャスティングなど)と地上波ラジオでは著作権法上、また音楽著作物だとジャスラックでは取扱いが異なってしまう。

TV地上波デジタル放送開始に当たってインフラ上の問題からIP通信に一部地域の放送を肩代わりさせる場合、放送法の見直しが必要となるとは先日のセミナー(「デジタルコンテンツ白書2005」発刊特別セミナー)での津田大介さんの話。
果たしてその折に「放送と通信」の関係について一歩踏み込んだ議論ができるのかどうか。

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ホリエモンが提示した「放送と通信の融合」は、技術革新によって様々な場面で問題が顕在化してきている。
このことは著作権の取扱いを巡る現行制度の見直し議論にも深くかかわってくることになる。


社団法人デジタルラジオ推進協会

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