エジプト私が中学生の頃、カール・セーガン著「コスモス」を映像化したTV番組がテレ朝でOAされました。
内容的には人類の歴史から遺伝子DNAのこと、自然、宇宙にいたる事柄を採り上げた科学番組で音楽担当がいまをときめくヴァンゲリスとあって、とても豪華なものでした。
たしかIBMの一社提供、CFが凝ったものでいまでも印象に残っています(中国の桁数76桁でしたか、あの漢字「一、十、百、千・・・無量、大数」は今でも暗記しています)。

その番組のなかで紹介されていたシャンポリオンの活躍。
そんなことからエジプトというと、私にとっては「ピラミッド」、「ツタンカーメン」、「ヒエログリフ解析のシャンポリオン」が思い浮かびます。今回の展覧会にはシャンポリオンの胸像なども出展されています。

ところで展覧会では「カバの小像」がなんともユーモラスでかわいらしいものでした。
ミュージアムショップで売っている複製品はよく見かけますが、本物は初めてみました。意外とおおぶりの印象です。

石棺の石蓋の内側面には女性のレリーフが彫られています。
男性にとってはあの世へ行ってもさぞかし楽しいことでしょう(笑)


東京都美術館

NHKプロモーション 古代エジプト展

10月2日まで