昨日来の大雨も止んで梅雨の晴れ間、会期末にさしかかった小林古径展へ行ってきました。

東京国立近代美術館

小林古径の作品は、穏やかで観ていてとてもキモチが和みます。
今回、スケッチが多く出展されていましたが、丹精で日本画とはまた違った雰囲気を伝えていました。


ところで、常設展示も併せて観てきたのですが、先日のジョン万次郎ブロンズ像著作権判決の記事もあったので今回ブロンズ像への作家の「サイン」の有無を検証してみました(笑)

室内に展示してあるブロンズ像は9作品。うち、柳原義達、萩原守衛、建畠大夢、新海竹太郎、石井鶴三ら5作品にはサインがあることが確認できました。サインが確認できなかったものはいずれも小作品なのですが、もしかしたら裏にでも書いてあるのかも??


常設展示室での版画の特集は浜口陽三、写真は奈良原一高「消滅した時間」でした。


古径