デザイナーとテレビ神奈川との間で著作権を巡る紛争が生じて、キャラクター(増田ジゴロウ)が番組を降板したということはネットで知っていました。
昨日その当事者であるデザイナーの方のブログ記事に事の顛末が書かれていました。

Dice-k-expressの愛鯖


デザイナーの方も自分の創作物を守るために苦渋の選択をされたのでしょう。
業界の慣行で契約書を取り交わさないということもあるのでしょうけど、発注者側は今後はそうもいかない状況であると思います。

2003年改正下請法、公正取引委員会平成16年3月31日改定の役務委託ガイドライン(「役務の委託取引における優越的地位の濫用に関する独占禁止法上の指針」)のこともあり、NHKほか民放各局は下請との著作物の帰属関係の見直しを行っています。
NHKは下請との番組著作権の共有を認めるようにしていますし、民放各社も二次使用に関する協議の必要や契約書の必要性など自主基準を策定しています(社団法人日本民間放送連盟「番組制作委託取引に関する指針」参照)。

テレビ局も今後は下請法・独禁法の罰則規定適用、社会的信用喪失のリスクを念頭に著作物を取扱わなければならないところです。