今年古稀を迎えられますますご活躍の牛木理一先生による論文集。2005年4月刊行。
140本に及ぶ論文から珠玉の19本が選ばれています。
意匠法の大家でおいでの先生による論文がこうして読みやすい形でまとめられ接することができることは、後学の徒にとって嬉しい限りです。

取っ掛かりとしては、先日ブログでも少し触れましたが、著作権法と意匠法の交錯、意匠上の美感と著作権法上の創作性判断の関係について先生の論文(本書94頁以下)を参考にさせていただき、考えを深めていきたいと思います。

なお、今年3月には30名を超える研究者・実務家らによる論文集「意匠法及び周辺法の現代的課題―牛木理一先生古稀記念論文集」も発明協会より刊行されています。



デザイン、キャラクター、パブリシティの保護


意匠法及び周辺法の現代的課題―牛木理一先生古稀記念