先日、工芸作家さんと雑談している際に、著作権法で問題になる「創作性」や「個性」、さらに「オリジナルとは?」などが話題になりました。

もちろん、法律上の議論と美大で行われるような議論とでは性質が異なるのですが、その作家さんから芸術論理解として薦められたのがハーバート・リード著、瀧口修造訳の「芸術の意味」(みすず書房1966)でした。

リードの本は1931年刊行、その瀧口訳が1957年ですから、ちょっと古いかもしれませんが造形芸術論の古典として重要な位置を占めるのかもしれません。


早速読み始めましたが、なかなかハードです(笑)

芸術の定義」から始まって、「美感」「美の定義」「芸術と美の区別」・・・と続きます。


芸術作品とは感受性によって充たされたパターンである


う〜ん、むむむ。。




芸術の意味