大家重夫先生のご論考「著作権法のあらましと最近の著作権紛争」が「マーチャンダイジングライツレポート」586号(44巻8号)75頁以下に掲載されています。
東南アジアの法律家向けのご講演の草稿に加筆を加えたもので、日本の著作権法の歴史から最近の著作権判例まで概観された内容となっています。

マーチャンダイジングライツレポート 2009-08 - 商品化権資料センター (Merchandising Rights Report (MD) - JLIC)

*ミンキーモモが30周年を迎えるということで、かわいらしい本紙表紙デザインが印象的です。

なお、大家先生の近時の判例評釈としては、ピンク・レディ事件があります(東京地裁平成20.7.4平成19(ワ)20986損害賠償請求事件)。

 「芸能人の歌唱時の振付けを利用したダイエット記事において、記事中に当該芸能人が写っている写真を使用したことが、当該芸能人のパブリシティ権を侵害する不法行為には当たらないとされた事例-「ピンク・レディ」パブリシティ権侵害事件」『判例時報』2042号137頁以下参照