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2009年07月17日

ロダンの言葉

母校明治大学の図書館の入り口には、オーギュスト・ロダンの言葉が掲示されています。新しい校舎が建設されて、図書館が新しくなったときに設置されました。


肝心なことは、感動すること、愛すること、望むこと、見ぶるいすること、生きることです。


初出を調べてみると、高村光太郎が大正時代にロダンの言葉をまとめた書籍のなかにありました。

肝心な点は、感動する事、愛する事、身ぶるいする事、望む事、生きる事です。藝術家である前に人である事!

高村光太郎訳編「若き藝術家達に(遺稿)」『続ロダンの言葉


ロダンの言葉のなかに「独創性」について触れられた点がいくつかあります。

−あなたは少し間違えています。独創的ではない。独創というものは、一般世人のいう意味で偉大な藝術には存在しません。本当の才能の行き着く辛抱の無い藝術家は、真実を外にして、題目や形の気まぐれなもの、変な物を探します。それが世人の独創と称しているものです。しかし其は何にもなりません。
(「ジュヂト クラデル筆録」より)

彫刻には独創はいらない。生命がいる。
(「ロダン手記」より)


「生命」とは何か、ということに繋がる難しい問題ですが、言わんとすることは分かる気がします(著作権法の創作性に「生命」が必要だ、なんて言ったらたいへんなことになりますが(笑))。

written by ootsukahoumu at 08:53│TrackBack(0)著作権・知財 

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