5月15日刊行の本書は、飯村敏明、設楽隆一判事ら裁判官を中心に執筆
された実務家、ロー学生向けの知財関係訴訟概説書です(本文全517頁)。

青林書院には、新・裁判実務大系として飯村敏明、設楽隆一編「知的
財産関係訴訟法」(2001)があって、ちょっと紛らわしい書名ですが、
リーガル・プログレッシブ・シリーズの本書には新・裁判実務大系と異なり
不正競争防止法は含まれていません。
不正競争防止法と著作権法は別冊扱いかもしれません。

いずれにしましても、新・裁判実務大系4「知的財産関係訴訟法」が2001年
刊行ですから(新・裁判実務大系22「著作権関係訴訟法」は2004年刊行)、
知財関係訴訟の現在を伝えるタイムリーな企画です。

知的財産関係訴訟 (リーガル・プログレッシブ・シリーズ (3))