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2007年12月26日

新刊案内「知的財産法政策学研究」17号(北海道大学大学院法学研究科)

知的財産法政策学研究」17号(北海道大学大学院法学研究科)が
刊行されました。

本号には著作権法に係わる論文が5本(判例研究3本)掲載されていて
盛りだくさんです。

田村善之先生の連続企画「知的財産権の間接侵害 その4」では、
検索サイトをめぐる著作権法の諸問題ー寄与侵害、間接侵害、
フェア・ユース、引用等ー(2)
」(79頁以下)として
検索サイトにおけるスニペット、サムネイル、動画表示などの
我が国の著作権法上の問題が取り上げられています。
(16号ではアメリカの判例検討と日米の法理の比較論が検討されて
います。)

たとえば、スニペット(2〜3行の検索結果テキスト)の著作物性、
検索サイトにおける行為主体性、侵害阻却事由のデフォルト・ル
ールとしての「黙示の承諾の理論」などについて日本法での解釈
論が展開されています。


話は逸れますが、検索サイトにおけるスニペット表示は
ともかくとして、最近はブログ作成ソフトでしょうか、
かってに類似単語を検索してスニペットだけ寄せ集めて
つぎはぎしたまとまりのあるテキスト文章を自動的に作成
しているようなブログサイト(いわゆるワードサラダ)もあって
(アフィリエイトプログラムが目的?)、
ブログ検索をしていると酷いなあ、
というものもよく見かるようになっています。


21世紀COEプログラム:「新世代知的財産法政策学の国際拠点形成」研究プロジェクト


written by ootsukahoumu at 21:52│TrackBack(0)著作権文献 

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