MUSIC GRAFFITI ミュージックグラフィティ展
2007.4.27〜5.13
表参道ヒルズスペース「O(オー)」



LPやCDジャケットのデザイン展を覗いてきました。

表参道ヒルズ
イベント情報|Omotesando Hills


アナログレコードを初めて買ったのは中学生の頃。
いまはピアニストになっている同級生と渋谷のヤマハへ行って
廉価盤クーベリック指揮「新世界より」を買ったのを
懐かしく覚えています。
ドーナツ盤では八神純子水色の雨」。
書籍の付録によくぺらぺらのシングル盤がついていた時代でしたが
三島由紀夫の「最後の絶叫」だとかバッハの「トッカータとフーガ」なんかが家にはありました。

CDで初めて買ったのはカラヤン指揮「第九」だったかと思います。

それ以降、アナログレコードの出番はなくて、プレーヤーも壊れ
レコードは納戸の奥に死蔵状態。

久しぶりに展覧会でいろんなLPジャケットを眺めてみて、そのデザインの
楽しさに改めて触れることができました。


アナログレコードというと、リミックス原盤制作契約書を作成した際、
その媒体として7、10、12インチ各アナログレコードが対象となっていて
原盤制作者にリミックス制作やアナログレコード製作の現状を聞く
ことができて、とても興味深いモノでした。

日本では、アナログレコードを製造できる工場が一カ所(東洋化成
しかなくてどうしても単価が高くなるので、制作者としては海外での
製作、ディストリビュートなど思案のしどころのようです。


東洋化成株式会社
Toyokasei WebSite


ところで、ミュージックグラフィティ展では金沢工業大学
協力していました。

PMC
KIT金沢工業大学_PMC(ポピュラー・ミュージック・コレクション)

金工の大学院は知財専攻のコースがあって金工については
その程度の認識しかありませんでしたが、文化財としての
レコードを収集保存しているPMC事業を展開している金工と
して今回の展覧会で再認識しました。