桔梗叔父の49日法要(納骨式)が昨日行われました。

読経の途中から激しい雨が降ってきて、納骨はあいにくの空模様。

式の合間、叔父が1968年にライカM4で撮影した三島由紀夫
横尾忠則のツーショットスナップモノクロプリントを手にとって
見ることができました。

三島由紀夫の若いこと!細身ですが筋肉がしっかり付いていて
しかも横尾忠則を見る目がちょっとエロチック(考え過ぎか)。

佐々木桔梗著「日本の肉筆絵入本 北園克衛を中心に
(書肆ひやね 2003)100頁をみると、このなかの写真が1枚掲載されて
いますが、ほかでは公表されていないようです。

撮影に使われたライカM4を50ミリのズミルックスとともに
叔父に借り受けてあれこれ撮った思い出があります。
ブラック塗装で、しっとりと手に馴染みます。
シャッターもまるで血肉が通っているようで、
私の手元にあるM6の無機質さとは違った次元のモノでした。

帰り際、ドゥマゴ・パリのオレンジピール(オランジュオショコラ)が
参列した者に手渡されました。

オリエント急行に乗った際に食堂車で出たショコラの叔父の思い出話。
叔父からもらった白金台のエリカのミントチョコ、そしてドゥマゴ
オレンジピール。


そんなこんなできのうは叔父を偲ぶ一刻となりました。


あい