店構え「激似」、外食知財紛争―
―外観保護、広がるか米流解釈、店舗全体の印象重視。

2007.02.16日経流通新聞記事より。

外食店舗の内装外観の類似性と知財保護が記事の
内容となっています。

ここではアメリカでの「トレードドレス」「Two Pesos事件」が
取上げられていて、日本では不正競争防止法での保護の可能性に
言及されています。

店舗外観が「商品等表示」にあたると考えても、「周知性」を含めて
不正競争行為性の要件をクリアするには高いハードルがありそうです。

なお、店舗の内装・外装などの類似性が争われた事案としては
ユニクロ対ダイエー仮処分申請事件があります。

ユニクロIRニュース
UNIQLO ユニクロニュース

2001年8月仮処分申請
2002年6月和解


■追記

2007年07月05日「『めしや食堂』店舗外観」事件〜不正競争防止法 不正競争行為差止等請求事件判決(知的財産裁判例集)〜