1月4日の記事に取上げた
住友生命CIジングル(サウンドロゴ)の著作物性を巡る問題ですが、
今回サウンドロゴの著作物性という著作権法上の問題のほかに
CM音楽制作業界慣行の改善という重要な問題提起が
アーティスト側から行われたと思います。

とくに原告となられた作曲家の生方さんはご自身のブログで
訴訟に至る経緯を詳しく述べられていて、
この点は著作権侵害損害賠償等請求事件を理解する際の
重要な手がかりを提供するものとなります。

また、このブログには
「人知れずひっそりと闘うというのは、かなりの恐怖感を感じるものです。」など
素直な心情が吐露されていて共感するところが多くあります。


少しでも生方さんの想いが多くの方に伝わればと思い、
SNS(ソーシャルネットワークサービス)「ミクシィ」の
著作権」コミュニティ(参加メンバー5200余名)に
今回の問題についてトピックス「住友生命サウンドロゴ(ジングル)
著作権事件
」を立てました。

また、同じ「ミクシィ」サイトのなかに
サウンドロゴに著作権はないか」コミュニティも6日付で
立ち上がっています。
こちらに生方さんによる現時点ではもっとも詳細な文章が掲載されています。


「ミクシィ」をご利用の方は是非ともこれらのコミュニティを
覗いてみていただければと思います。





参考ブログ(匿名ではないもの)


■原告作曲家 生方則孝さんのブログ記事

uBuLOG=ウブログ


■小倉秀夫先生のブログ

benli

■小笠原正仁先生のブログ
  
OgacciのBoyacky

■落合洋司先生のブログ

弁護士 落合洋司(東京弁護士会)の「日々是好日」