12月刊行の本書では、特許法を中心に著作権については4本
不正競争防止法等については5本の論文が掲載されています。

著作権関連の論文には上野達弘先生「著作者人格権をめぐる立法的課題」(349頁以下)が
掲載されていて著作者人格権を巡る問題状況を把握することができます。
ベルヌプラス、契約での不行使規定の有効性、著作者人格権になじまない場合
などの問題点に関して、言及されています。

弘文堂

知的財産法の理論と現代的課題―中山信弘先生還暦記念論文集