4月から開催されている2005年度明治大学法科大学院公開講座ジャスラック寄附講座も後期に入りました。
先日は小学館キャラクター事業センター長の久保さんによるアニメ・キャラクター産業についてのお話。著作権についてのカタイ内容ではなく、映像も盛り込まれた楽しめる講義。

アニメのデジタルハイビジョン化によって制作費が30%アップになるが、制作費が増額するわけではないからどこにしわ寄せがくるか対策が急務という現状分析論から「ヒットするキャラクターの見極め方」という編集者らしい視点の話まで内容はいろいろ。

ところで、この講座の受付係のひとりは院のゼミの後輩です。彼は修士2年ですから今の時期は修論作成で大変。
もともと彼は早稲田大学の出身です。しかも合気道部。早稲田の合気道というと試合がある富木流合気道

武道についての書籍はかなり読んでいるつもりですが、その中でもイチオシなのが富木謙治先生の「武道論」(1991 大修館書店)。
本書には武道の現代的意義、武道とスポーツの関係、体育としての武道、柔道の分析、そして競技合気道の創造、と示唆に富む論説が盛り込まれています。


修論作成がひと段落したら慰労会でもして後輩ともっとその辺の話をしてみたいと思っています。


明治大学法科大学院2005年度寄附講座


武道論